開梱~置き方

①段ボールを開ける

緩衝用のバブルラップと、防湿シートの2枚重ねで梱包しています。

➁滑り止めシート(グレーの面)が下になるように置く。

床面のホコリやゴミをキレイに拭き取り、凹凸の少ない床材の上に置いてください。

③から拭きをお願いします

たたみは製造工程で、泥初めをしています。使う前に、乾いたタオルで一度から拭きしてから使用してください。(ぞうきんに泥がつきますが、汚れているわけではありません)
強くこすったり、濡れたタオルは、たたみが傷むので使わないでください。

④レイアウト方法

正方形規格になってるので、レイアウトは自由です。以下を参考に、枚数によって使い分けてくだい。

特に、縁なし畳の場合、織目の向きを交互に敷き込むことで、光のあたり具合が市松模様を演出することができます。

⑤使用方法

たたみの上に、座ったり、寝転んだりして自由に使用してください。
たたみの上を、靴や、硬い素材の履き物で歩いたり、重い家具を置くことは避けてください。

⑥使用上の注意

1,たたみは、柔らかい自然素材で、呼吸をしています。できるだけ、風通しのよい場所に置いて使ってください。

2,イグサを使用した「たたみ」は、納品から日が経つと、徐々に表面の色が変化します。(薄いグリーンから黄金色に変わります。)これは、商品が劣化しているわけではなく、自然に馴染む過程のものです。当店のイグサは、退色した後の美しさが自慢です。日本の四季が移り変わるように、艶が増し美し変化してゆく「たたみ」をお楽しみください。

3,たたみは湿気を嫌います。
高温多湿な場所は、避けてください。高温で雨が続く場合は、エアコンなどで湿度調整をお願いします。

⑦保管方法

「たたみ」をたてて保管する場合は、おもて面を2枚合わせて、裏面(グレーの滑り止めシート側)が外側に来るように、湿気の少ない場所で保管して下さい。

【たたみのお手入れについて】

掃除の仕方

畳の目に沿って、掃除機をかけてください。
畳を拭くときは畳の目に沿って、乾いた雑巾を使用してください。
ぬれ雑巾で拭くと畳の光沢がなくなったり、強くこすったりすると、表面が傷つくこともあります。

水などをこぼした場合

乾いたタオルを置き、十分に吸い取ってください。強くこすらないように、注意してください。

ペットのおしっこや、灯油など匂いが強いモノをこぼした場合は、小麦粉や塩などをかけ十分水分を吸い取らせて、掃除機をかけてください。

カビについて

イグサは、湿気を吸収する能力が大変優れています。特に、新しいたたみは、その能力が高く、湿度の高い日が続くと、カビが生えることもあります。

以下の3つの条件が同時に発生すると、要注意です。
1,気温が25度以上
2,湿度が70%以上
3.カビの栄養がある

対策は、とても簡単です。1つでもこの原因を防ぐ対策を行うことです。
1,エアコンを使って湿度や、部屋の温度を調整する。
2,風通しを良くし、空気の淀みを無くす。
3,週に1度は掃除機をかける。
新しい畳は、この3つを心がけてください。

それでも、カビが生えてしまったら

もし、カビが生えてしまっても、焦らず以下の手順に沿ってお手入れを行えば、また今まで通りに使っても大丈夫です。

1,掃除機で吸い取る
2,アルコール除菌シートで、畳の表面を拭き取る
3.エアコンなどで湿度温度を調整する